盛岡 / うるみ工芸
漆器の浄法寺塗の見学・絵付け体験ができる「秀衡塗製造元うるみ工芸」は、盛岡駅近くにあります。
浄法寺塗の起源は、今からおよそ1200年前の神亀5年(728年)と古く、技術、技法は多彩であり、大きな金箔を貼った「南部箔椀」のように華やかなものもありますが、多くは素朴で温かみのある堅牢で実用的な塗りです。
浄法寺塗は何といっても、その丈夫さ、色の美しさにあります。上塗りを終えてそのままの状態で仕上がった漆器は、最初は艶がなくマットで一見プラスチックのようにさえ見えてしまいます。でも、それが漆本来の艶なのです。
磨くことによって艶が出てくるので、毎日使うことによって5・10 年後にはツヤツヤとした艶が出てくる漆器です。
絵付けには合成うるしを使用しており、かぶれる心配もないとの事なので、子供達と一緒に楽しく絵付けを体験することが出来そうですね♪
絵付けの種類は5種類ですが、小椀、メモスタンド、急須台、汁椀は、当日持ち帰り出来ませんので後日発送となるそうです。又、時期によっては品切れの商品もありますので、予約の際に聞いてみてくださいね。
◆所要時間:1時間
◆価格:1,200~1,700
◆場所:浄法寺塗・秀衡塗製造元うるみ工芸 ショールーム
◆電話/FAX:019-654-4615